あの料理ならあそこ、こういう飲み会なら絶対ここ!
と、絶対的な価値=お値打ちや安心を認められているということです。
ブランディングと聞くと、高級バッグや、高級時計などを思い浮かべる方も多いと思いますが、高級商品のみの特別なことではありません。
ブランディングは、ほとんどの商売において重要な戦略であり、昔から行われてきました。
商店街の八百屋でも、近所の駄菓子屋でも、今商売を行えているのであれば、何らかのブランディングされた特徴を持っています。
商店街の八百屋?近所の駄菓子屋?一見ブランドとは縁がなさそうな商売であっても、
消費者が「価値=お値打ち」を感じているから、継続的に利用するのです。
それが使い勝手の良さであったり、商品の新鮮さであったり、店主の気前の良さであったりを、
消費者が「価値(お値打ち)や安心」として認識し、店主もそれを意図してか否かに関わらず、その価値や安心を商売の礎としているということです。
ならば、私たちがもっと意図を持ってブランディングを意識し、ブランディングに根差したビジネスを行えば、
より消費者に支持され、よりビジネスを成功に導ける可能性が上がるということです。
企業はブランディングの確立によって、商品に対する価値とともに共感や信頼などを得られるため、差別化ができた顧客を獲得することができます。
あのお店なら安心、あの会社なら信用できる、そう言われるブランド力を獲得しましょう!
ブランディングとは?
一言でいうと?
あのお店なら安心、あの会社なら信用できる
と言われるような「ブランド」になるように、
磨きをかけ、育てて行くことです。
どうやって?
過去・現在・未来を一貫して考え
御社の強み、目標、信念などを具体化して
社員に浸透させ、社会に訴求していくのです。
誰をターゲットとして?
そして何より大切なのは、今いるスタッフ、今いるお客様により好まれ、より必要とされる存在であり続けるためには、どうしたらいいかを常に念頭において対策を進めて行くことが重要です。
そしてそのターゲットとなる相手は今後はどれくらいの規模にしたいかを想定する事も大切です。
企業ブランディングを進めて行くプロセス
1.知る
ブランディングは知ることからはじまります。
スタッフ、消費者にどう思われているのか?
競合との関係性はどうなのか?
これまで愛されてきた理由はどこにあるのか?
様々な視点で知ることが、ブランディングの基礎となり、最大の強みにもなります。
2.考える
強みを最大限に活かす方法を考えます。
ブランドに必要な三つの価値
機能的価値、感情的価値、自己表現的価値
これらがブランディングに必要な三つの価値です。
これらをしっかりと明確化して行きます。
ターゲティング
どんな人たちを相手にするか?
性別、年齢、職業、家族環境、生活環境、経済環境などの要素の組み合わせによって、細かく分類されます。
ポジショニング
どの地域でどんな規模でやりたいか?やるべきか?
3.創る
想いに基づいた文章やデザインを創ります。
コピーや、シンボルロゴ、ユニフォームをはじめ、統一された世界観を構築し、言葉やビジュアルで共有、浸透を促します。
4.育てる
社内外に対する共有、浸透を促しブランドを育み続けて行きます。
社内への共有、浸透ツール
- ブランドコンセプトブック
- コンセプトカード
- 浸透向け映像
- 浸透向けイベント
社外への共有、浸透ツール
- Web(ホームページ・SNS・ブログ)
- 映像
- 広告
- 店舗デザイン
例)一般的にホームページでのツール
- オーナーのご挨拶
- ブランドコンセプトページ
- 社史
- 料理のこだわり
- サービスのこだわり
- 食材、酒類のこだわり