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恵比寿らーめん香月が、三軒茶屋に移転オープン

公開日:2012/3/6
更新日:2014/7/29
記事カテゴリー:美味しいお店
投稿者:濱中康大

東京都世田谷区三軒茶屋1-37-13 オアシスビル2F
2012年3月5日オープン

醤油ラーメン800円、トッピングメンマ100円、麺固め脂多目
渋谷、恵比寿で約30年間営業してきた「らーめん香月(かづき)」さんが、三軒茶屋に引越しされてこられました。
で、早速行って参りました。
メニューは、いつも通り「醤油、メンマ入り、麺固め、脂多目で900円」。
コチラのお店は、私には思い入れがあるお店なんです。
20数年前、多分1990年アタリだったと思いますが恵比寿で初めて香月さんのラーメンを食べた時に、東京にもこんな美味しいラーメンがあったのかと感動、その後のわたしのらーめん魂の火付け役となりました。
その頃は、第一期らーめんブームの夜明け頃(横浜ラーメン博物館 が出来たのが1993年)でして、行列の出来るラーメン店といえば、
板橋の「土佐っ子らーめん」(通称:環七らーめん)、
永福町の「大勝軒」、
池袋のもりそばの「大勝軒」
新代田の「なんでんかんでん」、
そして恵比寿の「香月」が有名でした。
わたしは、広島の尾道の出身でして、所謂「尾道らーめん」で育ってきました。なかでも、「朱華園 」というお店のラーメンが一番好きでした。
ラーメン自体は大好きだったので、東京に上京してからも色々なところでラーメンは食べていましたが、正直「何処も大したことないなあ、シュウさん(朱華園)のラーメンの方がいいなあ」というのが、感想でした。
そんななか、恵比寿の香月さんに出会いました。
独特の背脂の溶けた醤油味のスープ、コシのある卵麺、ボリュームたっぷりの厚切り焼豚、濃い味の煮込みメンマ、薬味には長ネギ、どれも初体験の味わいで、かなりショッキングでした。
尾道のラーメンとは全く違う食べ物で、どっちが美味しいとは比べられないものでした。
尾道ラーメンというのは、スープに浮いている背脂は溶けていない食感が残る程度の固まりで、スープは濃い口醤油で少しタマリ醤油が効いている味、焼豚はロースで脂身が少なく薄切り、麺は平麺、メンマは乾煎りした後味付けしたパッリッとした食感、ネギは青ネギ(わけぎに近いもの)です。
東京にもこんな美味しいラーメンがあるんだと思い、それから私のラーメン行脚がはじまりました。
夜な夜な、友人と原チャリを飛ばして東京中の美味しいと評判のお店に行くようになりました。
そんな「運命のラーメン店(笑)」が恵比寿「らーめん香月」だったのです。
その後、ラーメンは色々な形態のものがブームを作ってきました。
・博多とんこつラーメン
・和歌山ラーメン
・味噌ラーメン
・塩とんこつ
・魚介とんこつWスープ
・支那そば
・沖縄そば
・つけ麺
最近では、宮崎の辛麺 (東風屋)というのも来てるみたいですね。
それぞれのジャンルで、スター店舗、スター店主も生まれてきました。
数多くの雑誌や、テレビなどのメディアが取り上げてきました。
経済の観点からも面白く、ここ10数年のデフレ経済において、順調に単価を上げてくることが出来た珍しい商材(業界)でもあります。
また、大手企業に個人店が堂々と戦える産業でもあります。
しかし、何よりも私はこの「らーめん」という日本が誇る料理を食することが好きで仕方ありません。
最近は、ダイエット中なので食する回数が減ってしまいましたが、私の地元の三軒茶屋に香月が引っ越してこられたので、また回数が増えてしまうかもしれません。

 

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