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【コロナ対策成功例】「昭和のおかもち?」でデリバリー売り上げ倍増

公開日:2020/4/2
更新日:2020/4/2
記事カテゴリー:コロナ対策例飲食店未来予想図
投稿者:濱中康大

※このような時期なので、弊社クライアントさんのコロナ対策の成功事例を、ご了承を得て本コラムにてお知らせしていきます。

昔懐かしい「おかもち」

出前迅速!

一昔、二昔前、こんなコピーが書かれた出前メニューがポストによく入っていました。

今、デリバリーと言うとUberを思いつきますが、お店が開けられない、開けてもお客さんが来ないと言う状況で、アルバイトさんを初めてとする余剰人員が発生している訳です。

そこで、Uberとは別で自前で出前をされているクライアントさんがいまして、先週末は通常の店舗営業の売り上げを上回ったと言う事です。

 

どのようなして集客をしているか?

実にシンプルです。

歩いて行ける範囲の建物に出前メニューをポスティングして、電話とLINEで注文を取っているだけ。

デリバリーで心配なのは、配達時間、パッケージ、配達装備、安全性などがありますが、歩いて行ける範囲ならほとんどの問題がクリアされます。

昔懐かしい「おかもち」で丼にラップを輪ゴムで巻いて持って行ったら、中年のご主人に凄く喜ばれて、その夜の注文ももらったとか!

そう!ここがUberと違うところで、自社のスタッフでやっている訳なので、次回の注文も受けられるし、営業が出来ると言う事です!!

また高い手数料をONしなくて良いので、お客さんとしてもリピートしやすいと言う事です。

一見、昭和の出前スタイルへの先祖帰りかと思うのですが、さながらルートセールスも兼ねていて、
従来の飲食業が箱物ビジネスだったのに対して、積極営業型ビジネスへの変化への対応なのではないかと思いました!

 

そのクライアント様は、次の注文をもらって来た場合は報奨金をつけたりして、アルバイトさん達と楽しんでいると言う事です。

お昼のお弁当の定期購入も取って来たバイトさんもいるとか。

やる気のあるバイトさんは、自分のLINEを渡したりして稼いでいると言う事です。

アリだと思います!

思っているより今の若者はお金儲けにフラットな意識を持っているので、社員とアルバイトの区別なく評価することで、やる子はやると言う感じらしいです。

本格的なケータリングの受注も良いと思います。歩いて行ける距離なら車も必要ないですし、忘れ物しても直ぐに取りに帰れるし。

 

一見非効率と思える事が、ここに来て意外な収益機会を含んでいる例かと思います。

歩いて行ける距離、1分80mとして5分で半径400m、自転車だと1分150mだと5分だと半径750m。東京都内だと数千、数万?の住戸や事業所があるのではないでしょうか?

ポイントは歩いて行ける距離と言う事だと思います。!

そして、箱物ビジネスから積極営業型ビジネスへの変化への対応!

 

 

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