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2024年版人気セルフオーダーシステム5選

公開日:2024/3/17
更新日:2024/3/18
記事カテゴリー:ITツール飲食店のDX飲食店経営
投稿者:濱中康大

 

2024年度、セルフオーダーシステムの選択基準として、店舗とお客様双方の使いやすさ、ユニーク機能、コストパフォーマンス、そしてPOSレジとの連携が重要なポイントとなっています。

今回は、人気のあるセルフオーダーシステム「Airレジ オーダー」「Squareセルフオーダー」「QRfood」「L.B.B.Cloud」「メニウ君」を、これらのポイントを基に比較検討してみましょう。

 

 

まずはセルフオーダーシステムについて、その種類とメリットについて改めてまとめてみました。

セルフオーダーシステムの種類

セルフオーダーシステムには主に2種類が存在します。

タブレット型

タブレット型セルフオーダーシステムは、専用タブレット、またはiPadやLenovoなどの汎用タブレット端末に専用アプリケーションをインストールして利用するタイプです。

モバイル型

モバイル型セルフオーダーシステムでは、お客様が自分のスマートフォンでQRコードをスキャンし、セルフオーダー用のウェブサイトにアクセスするタイプです。

 

セルフオーダーシステム導入のメリット

セルフオーダーシステム導入のメリットは、主に以下の5点が挙げられます。

  1. 平均単価の向上
  2. スタッフの人員削減や労働負担の軽減
  3. 外国人顧客への対応力の強化
  4. 注文ミスの減少
  5. 感染症予防への貢献

多くの弊社クライアント様から、セルフオーダーシステム導入の大きなメリットとして「平均単価の向上」が挙げられています。これは、繁忙時間帯であってもスタッフを呼ばずに注文できる利便性や、画面を見ることで衝動的に追加注文をしてしまうことが大きな要因となっているようです。

セルフオーダーシステムの導入店舗は今後も増えることが予想され、お客様のストレス軽減と需要の高まりが見込まれます。

ぜひ導入を検討している際の参考にしてください。

 

Airレジ オーダー(モバイル型)

 

使いやすさ店舗にとって:直感的なUIと高いカスタマイズ性で、店舗側の操作負担を大幅に軽減。設定やメニュー更新も簡単に行えます。
お客様にとって:シンプルで分かりやすいインターフェースを提供し、全年齢層にわたって快適に利用できます。
ユニークポイント食べ放題や飲み放題のメニューを特別に管理し、お客様がアラカルトと放題メニューを意識せずに注文できる機能があります。
この機能により、放題のお客様に対して間違ってアラカルトメニューを注文させてしまうミスを防止できます​
コスパ月額料金がリーズナブルでありながら、必要な機能を網羅しているため、中小規模のレストランにとって高いコストパフォーマンスを提供します。
POSレジとの連携Airレジとのシームレスな連携で、注文から会計までのプロセスがスムーズに行われます。
評判リクルートが運営するAirレジのアプリなので信頼性が高く、お客様からの評価も高いです。
また、サポートが手厚いため、利用する店舗からも高い評価を受けています。
詳細https://airregi.jp/order/

  

Squareセルフオーダー(モバイル型)

 

使いやすさ店舗とって:セットアップが簡単で、少ない労力で迅速に導入可能。Squareの他の製品との統合が容易で、ビジネス運営をシームレスにサポートします。
お客様にとって:洗練されたデザインと直感的な操作性で、ストレスなく注文できる環境を提供します。
ユニークポイント 決済代行のSquareのシステムということで請求書発行やWEB決済なども可能です。予約時の内金や違約金請求なども可能です。
また、売上管理や在庫管理も一元的に行えるため、運営の効率化に寄与します。
コスパ初期費用が低く、小規模ビジネスから大規模チェーン店まで幅広く導入が可能です。
POSレジとの連携SquareのPOSシステムと完璧に連携し、在庫管理や売上分析も容易に行えます。
評判セットアップの簡単さはダントツです。
革新的な機能とサポートの良さで、業界内で高い評価を受けています。
詳細https://squareup.com/jp/ja/online-ordering/qr-code-ordering

 

QRfood(モバイル型)

 

使いやすさ店舗にとって:QRコードを生成して印刷するだけの簡単設定。メニューのリアルタイム更新が容易で、手間をかけずに最新の情報を顧客に提供できます。
お客様にとって:スマートフォンでQRコードをスキャンするだけのシンプルなステップ。使い勝手の良さが特徴です。
ユニークポイントアプリ登録者数2億1千万人。
日本語・中国語・英語の多言語対応。
コスパ低コストで導入できるため、コストを抑えたい飲食店に適しています。
POSレジとの連携多くのPOSシステムとの互換性があり、柔軟な連携が可能です。
評判簡単な導入プロセスとコストパフォーマンスの高さで好評を得ています。
海外でも普及しているので、インバウンド対応としても利用されています。
詳細https://qrfoodjapan.co.jp/

 

L.B.B.Cloud(モバイル型)

 

使いやすさ店舗にとって:高度なカスタマイズが可能で、具体的なニーズに合わせたシステム構築が可能。しかし、設定にはある程度の専門知識が必要になる場合もあります。
お客様にとって:直感的なインターフェイスと幅広い機能を備えているため、細かなニーズにも対応可能な注文体験を提供します。
ユニークポイント顧客のニーズに合わせて細かくカスタマイズすることが可能です。
その結果、店舗の独自性を強化し、ブランディングにも貢献できます。
スタッフスケジューリング機能も搭載しています。
コスパ高機能を持ちながらも、比較的リーズナブルな価格設定です。
POSレジとの連携スマレジとの連携が特徴で、複雑なニーズにも対応可能です。
評判自由度の高いカスタマイズ性や、簡単な導入プロセス、コストパフォーマンスの高さで好評を得ています。
詳細https://lbb.co.jp/

 

 

使いやすさ店舗にとって:日本の飲食店特有のニーズを考慮した設計で、導入・操作が簡単。国内のPOSシステムとの連携もスムーズです。
お客様にとって:日本語に最適化されたインターフェースと簡単な操作性で、老若男女問わず使いやすい設計になっています。
ユニークポイント地域特有の食材や季節のおすすめメニューなど、ローカルな情報提供に特化した機能を提供しています。
これにより、地域のお客様に合わせたメニュー提案が可能になり、お客様の興味や好奇心を引き出すことができます。
コスパ中小規模の飲食店向けのリーズナブルなプランを提供しており、初期導入コストを抑えられます。
POSレジとの連携国内の主要なPOSレジシステムとの連携が容易で、導入後の運用がスムーズです。
評判タブレット型では業界NO.1の導入実績。
地域密着型のサポートとコストパフォーマンスの高さで、国内の飲食店から高い評価を受けています。
詳細https://www.meniu-kun.com/

 

これらのセルフオーダーシステムは、店舗運営の効率化と顧客満足度の向上を目指して設計されています。

店舗側と顧客側の両方の視点から考慮して、最適なシステム選択を検討してください。

 

セルフオーダーシステム導入を成功させる方法

セルフオーダーシステムを導入したにも関わらず、継続的に利用することを断念する店舗が存在します。
その主な理由と、それに対する対策について説明します。

断念する主な理由は、お客様がシステムをスムーズにできない、あるいは利用しようとしないことです。

セルフオーダーシステムはまだまだ広く普及していないため、新しいシステムに対して抵抗感を持つ人も少なくありません。

この問題を解決する方法は実はとてもシンプルです。
キーポイントは、お客様が来店した際に、システムの使い方をしっかり説明することです。

よくあるのは、「注文はセルフオーダーでお願いします。QRコードをスキャンしてください」と説明した後、すぐに離れてしまうことです。
このような対応では、お客様は快適に感じられず、逆に反発感を抱くことさえあります。
これは、新しいものアレルギーでめんどくさがりのオジサンたちに特に多いですwww

代わりに、少なくともファーストドリンクの注文くらいは、お客様と一緒に行う程度の丁寧な説明が必要です。
手間に感じるかもしれませんが、この一手間がお客様に安心感を与え、その後は自分たちで操作できるようになります。
この説明にかかる時間は、たかだか2分から3分程度です。

この小さな努力が、労働コストと平均単価に大きな違いをもたらします。

ぜひ試してみてください。

 

 

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